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マイ車の話。第一話 [ウィッシュ2.0G(DBA-ZGE21G)]

※車に対する価値観は、あくまで私的なものです。
※過去他ブログからの移動です。(2016-10)
 もう2016年6月のことになりますがな。

 ウィッシュH15年式X-S(1.8L)からウィッシュH23年式2.0G(2.0L)に乗り換えました。
(買い換えではなく購入なので税金も別々。数時間ではあるが、新旧ウィッシュ2台持ちという状態になった。 )

 さて、旧車は13.5年155,000km。H17年6月に16,000kmで買ったから、自分が走ったのは11年、139,000km。(詳細は別記事にて)
 この年数と距離では、全く買い換えを急いでいたわけではないし、現に13年目の継続検査もなーんも問題なし。内外装ともに自分なりに日常メンテして、整備(法定、定期、修理、タイヤ)、給油及び給油毎の燃費、総て記録に残していた車です。ディーラー以外に診させない、開けさせない。
 また、特にカーエンブレムが減ってきているなか、WISHの「W」エンブレム。カスタマイズスポーツver、前後カメラにステアリングスイッチ。オール純正至れり尽くせりの装備で、余程のヤツじゃないと(購入費も鑑み)コイツとのリンクは切れない(継げない)という愛車でした。
 普通に乗ってたら多分壊れないし点検整備費も横ばいだろうし、最近「コレ」っちゅう車も出て来ない。

 何故、ここまでいう車を換える踏ん切りがついたのか、これには自己満足としか言いようがない深い理由がいろいろあるのよ。
 『真の決め手』はというと、それはおいといて( ̄Σ ̄`)⊃⊃、その『真』が『トリガー』とすると『薬莢をシリンダーに込めてハンマーをセットする』までの部分を書き綴ります。(わかりにくい)

 先ほど「コレっちゅう車がない」といいましたが、厳密に言えば「『自分の生活条件に適合する範囲で』コレっちゅう車がない」のであって、そりゃ家も土地も金も時間もあれば好き放題できるわけで、つまり家族事情や財布や住処の事情があるわけです。(ちなみに制限無ければウインダムかブレイド欲しい。)
 ひとりで2台持ちは無理なので乗り換え前提。5人乗りは普段使いで用をなさない。2列目はベンチ3人が便利。車格は上げていきたい。というか条件上、下がらない。

『ノア&ヴォクでいいじゃん』と言うかもしれない。
でもね、広けりゃ良いってもんじゃない(厳密にはただ高さで広さを錯覚しているだけで、平面的に広いわけではない)し、前述の愛着もあって親バカだが、親バカ抜きにしてもウィッシュのちょうど良さはほんと「クセになる」の。

 ノアヴォクの高さは要らない。車なんて乗っている間は九分九厘座っているんだ。今までウィッシュで車内高を気にされたことないし、積めなかった荷物もない。ボディが縦長&四角になると走りへのメリットはない(というかロス)。縦長(縦:横比1以上)の車、外から見ても何か不安定チックだし。

『スライドドアって流行だよね』
 え、何を言ってるんですか?スライドドアにせざるを得ない形状の車だからスライドドアになってるんですよ。デサインも超スポイルされるし、興味ないです。スライドドアだからといって開口幅が広いわけではない。スライドは形状から広く見えがちだけど、シート部は意味ないし、開閉に制限があって無駄が多く、シート幅まで開かない。スライド由来の事故もある。
 特に気にしてほしいのは、乳幼児の乗せ降ろし。実際やってみるとわかるかど、スライドドアは開口部の形状により、二列目ヘッドレスト側は戸袋のようになり、ドア側からの乗せ降ろしがやり易いわけではない。アルファード、エスティマクラスは別として、アイシスとノアヴォクでギリ、シエンタ/フリードはもうキビシイ。これが不便では初期向けファミリーカーとは呼べない。
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ウィッシュとシエンタではこんな感じ。それ以下のクラスのスライドはもっと戸袋側に入り込んでいて、むしろ不便に感じる。もちろん、チャイルドシートは(事情がない限り)一番後ろまで下げた状態で装着。

 大人の乗り降りも、ヒンジドアはお尻ストンのノンステップで乗れるのに対して、スライドドアは構造やレールの関係で高くなってしまうのでお尻ストンで乗れないからワンステップ必要。そもそも天板が高くて洗車&WAXに脚立持ち出しだし、ガレージ無いから年に数日の雪降ろしなぁ。(アイシスとノアヴォクにはある電動リヤハッチはとても興味あるけどね。)

『電動スライドは便利じゃない?』
 便利な点もあります。ただ逆に電動スライドは巻き込んだり、ちょい開け止めができない。

 そしてスライドドアの車って天井スパンでデザインに全く流れがない。言わば『箱』背負ってる。スライドドアの車で流れのある、マシなアーチデザインはプレマシーとエスティマくらい。流れと躍動感の無いデザインの車は走る気になれない。

『でも3列目、使うんでしょ?』
 ウィッシュの3列目、狭いように見えて身長165くらいなら充分なんだな、コレが。アイシスやプリαよりゆったりなの。そして普段はフラット収納でラゲージスペースがとれる。出し入れも1・2でやり易い。跳ね上げは視界的に窓を塞いじゃうので。

『じゃぁプリαは?』
 (゜Д゜?)ハイブリッドっても、30km/Lも出ないだろうから、ガソリン代の半分も返ってこない、もちろん車両代なんて燃費で補えるとは思わない。
それに15インチが履けないのでスタッドレスも買い直し。(←これ大きい)
それこそウィッシュより車内長&高さは狭い、デカイ、重い、小回り利かない。そもそも発展途上のハイブリッドを買い急ぐ必要は無し。後述もしますがハイブリッドはいつでも買えるし。

 ぶっちゃけ、ウィッシュとアイシスくらいしか選択肢がないわけです。トヨタ以外っても、このクラス、エクシーガとプレマシー。憧れではあるが、エスティマ、RB3オデッセイのクラスまでは持てない。
 そして、ハイブリッドはもちろん、ウィッシュも1.8Sならいつでも買える。でも、『ウィッシュ2.0G』なんですよ、乗りたかった(←ここが重要)のは。何が違うって走りも装備もすべてちょーっとずつ格が違う。
 いや、次のモデルチェンジでも同じグレードが出る見込みがあれば別に買い急がないのだが、マイナーチェンジで2.0Gがなくなり、ウィッシュ自体2016年統廃合予定リスト入りしてるん。今後、このクラスで2Lを積むことは無くなるかもしれない。
 今しか買えない、今しか乗れない。その危機感からマジで2.0Gを探し始めました。
 GAZOOとGooを定期的に探した。いや~…2.0G少ねぇわ。あったと思っても問い合わせると遠方はお断りとか。

 そして見つけたのが、
WISH2.0G、純正ナビにOPのフロント&サイド&リヤモニター、音声操作にETCほか諸々がついたディーラー車、新車定価ベースで300万くらいのが、5年-50,000kmで130万円!販売店も隣々県、取りに行ける!商談予約してひとっ走りして現車確認して即購入。


 雑談~
 1.8Lの方が燃費がいいし維持費が安いんじゃない?と思う人。
 まず、排気量と燃費が単純に反比例するというのは違う。その車両重量や実用、走りに求めるものに合った排気量がある。まぁ、自分の場合、せっかく今しか乗れない車だからっていう満足感もあります。選択肢がたくさんある人はもっと羨ましい。
 現にヴィッツやプロボックスは複数の排気量モデルがある中、排気量が大きい方が(机上の)燃費がざっと1割いい。ヴィッツ1.3Lが売れる理由はここにある。自動車税が5000円高くても燃費で逆転できる上に走りも良いのだ。(当然、実用や走り方にもよるのでヴィッツには選択肢として1.0Lもあるし、1.5Lもある。この選択肢が魅力的だと思う)
 ウィッシュ2.0Gはノアヴォクと同じ3ZR2.0Lエンジンを積んでクルコン付き。机上燃費も(当時の10・15モードで)1.8Lが16.0km/Lで、2.0Lが15.2km/L。こんな燃費の差は走りとクルコンで逆転する可能性もあるし、実燃費サイトでは逆転しているデータもある。
 そもそも、『燃費がいいから維持費が安い』とかいう大大間違った金銭感覚ももの申したい。『所詮ガソリン代』。 税金区分は同じ、っていうか、これも『所詮税金』
 たぶん、1.8Sと維持費はそんなに変わらない。
 そして、仮に燃費が1km/L程度悪くても走りは違うだろうし、『乗りたい!今しか乗れない!』を叶えるのに十分見合うリスクだ。
 2.0Gと2.0Z装備のオプティトロンメーターも鮮やか。ウェルカムパフォーマンスはよくわからん。
 あえて劣る部分といえば革巻きステアリングでないのと、ぱっと見た目が1.8X(べースグレード)特別仕様車とほぼ一緒なところ。グリルのグレーメタリック塗装とか、グッドデザインなアルミホイールとか、ウィッシュ好きじゃないと違いをわかってもらえない。

 なぜ旧車は廃車なのか。
 まず周囲で3万+税金割の名義変更(計8万くらい)でとってくれる人募ったんだけど候補出ず。
 まぁね、いくらナビにフロント&リアカメラ、ステアリングスイッチ、フルシートカバーにタイヤはBS2シーズン目、悪いところない。とはいえ、第三者的には年式と距離でみられるわね。いい車と思ってるのは自分だけ。まぁ車の価値なんて自分の中にしか無いものよ。
 で、ディーラーは国のペナルティ車なので下取りも出来ないし、中古車専門店で知らん人に継がれたり海外に出されるのも嫌だ。

 『だから永久抹消!』
 税金、かなり還付されたよ。

 つづく。
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